2025年3月24日月曜日

小規模校における指導方法・特色ある実践研究事業 

小規模校実践部門では、小規模・複式校における複式授業を中心に支援活動を行っています。小規模校における指導方法・特色ある実践研究事業として2024年12月~2025年3月までの活動を報告します。

2025年3月10日(月) 場所:有田川町立小川小学校

 教員名:大谷 真喜子

学校訪問の日であり、
13:30~校長先生と面談
14:00~14:45 2・3年生 4・5年生(複式学級)授業参観
14:55~15:40 2・3年担任、4・5年担任と協議
15:50~15:40 「おしゃべりカフェ」:今年度の取組やこれからの
            小川小学校についてなど、教職員と一緒に語らう。

【授業参観】
  [教科単元(教材)・指導目標等] 
   2年生 算数科 「分数」(啓林館)
    分数について、半分をつくる活動を通して2分の1の意味を理解する。
    2分の1の半分やさらにその半分の大きさを調べたり、もとの大きさ
    と分数で表された大きさの関係を考えたりすることを通して、簡単な
    場合の分数の意味を理解することが出来るとともに、生活や学習に活
    用しようとする態度を養う。
   3年生 算数科 「わくわくSDGs」(啓林館)
    食品ロスについて話し合い、与えられたデータから一人あたりの食品
    ロスを求めることができる。調べた結果から、これから自分たちにも
    できる事を話し合う。
   4年生 国語科 「スワンレイクのほとりで」(光村図書)
    自分が決めた観点から、登場人物の思いについて考察することができ
    る。
   5年生 国語科   「大造じいさんとガン」(光村図書)
    物語の魅力とそう考える理由をまとめることができる。 
2025年2月19日(月) 場所:有田川町立小川小学校

 教員名:大谷 真喜子

公開授業参観・研修会
    たいよう1(特別支援学級 低学年)・・・ 算数 「はこの形」(啓林館)
                  
    2・3年生(複式授業)・・・・・・・・・ 国語
              2年生「スーホの白い馬」(光村図書)
              3年生「お気に入りの場所、教えます」(光村図書)
    4・5年生(複式授業)・・・・・・・・・ 算数
                                       4年生「直方体と立方体」(啓林館)
              5年生「角柱と円柱」(啓林館)
    たいよう2(特別支援学級 高学年)・・・ 国語 
                  「使える言葉にするために」(光村図書)
    6年生  ・・・・・・・・・・・・・・・・ 算数「すごろく」(啓林館)
  
【指導・助言】
(1)公開授業について
(2)年度末を迎えるにあたり「校内研修の成果と課題」について
  • 学力的にしんどい子が嫌がらずに学力向上できる支援
  • 必然的にある学習問題を設定する時の提示の仕方のコツ
  • 複式授業の時の効果的な交流の場面                           
指導・助言としては、
(1)
 ○教科書の問題をそのまま与えても子供たちにとって興味・関心がもてなけれ
  ば意欲は高まらない。身近なことや教師と児童とのやりとりの中から問題を
  解くことの意味を感じさせて誘っていくなど工夫したい。
    ○課題提示の話をすると、研究主任が香川県のある学校で課題提示を工夫して
  いた例を紹介してくれ、教員の共通理解が深まった。
 ○児童の学習意欲を高めるには、小規模校であってもペア、グループ、自由交
  流の時間を取り入れて、子供が安心して学べる時間を確保することが大事で
  ある。
 ○子供たちはどの学年も落ち着いて学習し、成長がみられる。
(2)
 ◇教員同士が悩みやうまくいった実践などを出しあったり考えあったりする時
  間を多く確保すること。また、授業がうまくいかなかった時は、教員側がど
  のような工夫ができるか、自己を振り返って次の策を練っていくことが大事
  である。来年度は、小川小学校としてこれだけはどの教員も行うというルー
  ルを3~5こくらい決めて組織的に取り組むことが必要。
 ◇来年度「自由進度学習」を中・高学年で少しずつ導入する方向である。
  参考にと先進校であるのパンフレットを提示した。来年度、早々に先進校を
        視察することが大切であることを伝えた。
 ◇研修会の中で、来年度の研究に向けて重点にすることがいくつか見えてきた
  ようだ。共通理解をしながら研究が推進されることを願う。
2025年1月27日(月) 場所:有田川町立小川小学校

教員名:大谷 真喜子

深澤先生による師範授業から学ぶ 
  
日程  14:00~14:45  準備・打合せ・学校紹介
    14:55~15:40  師範授業(6年生教室)
        「社会科 長篠の戦い」
       6年生を対象に深澤先生による歴史学習の師範授業
    16:00~16:35  授業解説(授業づくりについての講話)





【教員の感想】
 ・子供の興味を引く授業でした。ただ単に勝ち負けに終わらず「なぜ勝てたの
  か?」について考えさてくださいました。
 ・屏風絵の拡大図を教員分も用意してくださったり、火縄銃のレプリカや弾な
  ども子供に触らせてくださったりして、楽しくてよく分かる授業でした。
 ・授業の構成、流れが素晴らしかったです。
 ・教材研究の深さに感服しました。
 ・鉄砲が種子島に伝来されたことは教科書で学習しますが、そのあと翌年に紀
  州(和歌山県)に伝わり広まったことを初めて知りました。鶯ケ巣山と名付
  けられている山は紀美野町立小川小学校(本校と同じ名前)の近くにもある
  というお話をしてくださいました。和歌山県の子供たちに自信を持たせると
  共に、地域のことに興味をもち、調べたいと思う意欲も高めてくださいまし
  た。
 ・教科書に載っていることの学習だけでなく自分で考えを見つける力もつけて
  くださいました。
 ・インクルーシブの授業なので、支援を必要とする子供の事が担任として気に
  なっていたのですが、深澤先生がさり気なく声を掛けてくださり、みんな楽
  しく学んでいて嬉しかったです。
 ・45分間、つねに子供たちは考えることを楽しんでいました。先生のリアク
  ションや揺さぶりが勉強になりました。
  
 【深澤先生かから】
  子供たちに「このように勝つためには何が必要だったと思いますか」と問う
  た時、こちらが準備していた「武力」「経済力」「知力」の他に「協力」と
  いうワードが出てきたことに感心しました。
  
  小規模7人の授業でしたが、30人以上のクラスの授業と変わらず、子供た    
  ちが大変積極的に発言し、すばらしい学習風土だと感心しました。

     
2024年12月9日(月)場所:有田川町小川小学校

教員名:大谷 真喜子

6時間目(14:55~15:40)
ご要望に応え、大谷による複式授業を行った。
 
 4年生「慣用句」(光村図書)
 5年生「ガンジー博士の暗号解説」(光村図書)

【授業のポイント】
 ○子供たちにとってやりがいのある楽しい授業にする。 
 ○複式授業なので、どのタイミングで「わたる」かを工夫し、直接指導と間接
  指導を計画的に行う。
 ○子供たちが自分たちで学習を進めていけるように学習活動を計画し、タイミ
  ング良く指導、支援に入るようにする。 
    ○国語辞典の良さを体感させ、進んで活用しようとする声かけを行う。4年生
        にとって初めて学習する「慣用句」なので、導入時に動画視聴させることで
        興味関心を高めるようにする。
  5年生は「漢字暗号文を解読しよう」というめあてをもち、自分たちで如何
     に解読するか、解読したことをきちんと説明できるようなることを把握させ
     る。「同じ音の漢字に注目して解く」ことをきちんと理解させ、活動させ
        る。
 ○国語辞典の活用だけで終わらず、「慣用句」や「同音異義語」などの図書を
  紹介し、図書につなぐことも考慮する。
 ○4年生の終末に「慣用句ゲーム」を取り入れる。5年生には担任の先生から
        の暗号文の解読に挑戦させる。
 ○ふり返りでは、何を学習し、何が分かったかを語れるようにする。

   



                                                                              
 15:50~16:50   
       研究協議
【小川小学校の先生からの感想】
 ○育ってほしい子供の姿を明確にした活動を計画され、子供たちに声かけを行
  なっていた。指示が明確であった。
 ○「ペアで助けあってね」「みんなに聞いたらいいんやで」など、子供同士を
  つないで助け合いながら学ぶようにされていた。
 ○動画の活用が良かった。子供たちは集中して楽しんで視聴し、内容の要点を
  語ることができていた。
 ○先生自身が教材の味わいや教具作りを楽しんでおられた。
 ○わたりのタイミングやわたる前の指示が勉強になった。
 ○児童の手が止まることなく、自分たちでどんどん進めていた。何を学習する
  のかをきちんと理解した上で動く姿が素晴らしかった。
 ○大谷先生の授業を参観させていただけてとても嬉しかった。
  初任研修で、教師の授業力を高めるには、授業を観てもらうか、授業を参観
  させてもらうかだと伺ったことがあり、大谷先生の授業を参観したいと思っ
  ていた。
 ○子供たちが辞書を引く活動を多く取り入れられていた。子供たちは、言葉に
  注目し、辞書が好きになったと思う。
 



【校長先生から】
 ○2年近く大谷先生にお世話になって、複式の授業について研究が進んできて
  いる。
  今日は大谷先生の授業を参観させていただけて、自分たちの授業を振り返る
  とても良い機会となった。
 ○一言でいうと、大谷先生は授業を構成する力が素晴らしく、その大切さを教
  えてくださった。分かりやすい指示で目指す児童像に迫れるようにされてい
  た。
 ○今後ともご指導をよろしくお願いします。

【教頭先生から】
 
 ○指示や発問が明確であることの他にも、課題を設定し、指導計画を立てるに
  あたり、児童の実態や学級の雰囲気をみとり、45分をイメージし、何をど
  のように学ばせるのかを明確にされていた。多くのことを学ばせていただい
  た。
 ○今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

2024年10月28日月曜日

小規模校における指導方法・特色ある実践研究事業

小規模・複式校における複式授業を中心に支援活動を行っています。

下記は2024年6月~10月までの活動内容です。 

2024年10月8日(水) 場所:有田川町立小川小学校  
教員名:大谷 真喜子


学校指導訪問の日であり、11時25分~4クラスの公開授業を参観。
午後からは基礎学習の時間、2年生・3年生複式学級における提案授業(国語科2年生「お手紙〈光村図書〉」、3年生「ちいちゃんのかげおくり〈光村図書〉」)を参観し、研究協議を行った。
協議では3色の付箋に3観点に分けて意見・感想を書き、一人一人が発表、意見交換を行うことにより、研究主題に迫る話し合いが活発に行われた。

【公開授業について】 良かった点、助言等△

どのクラスも落ち着いて、柔らかい雰囲気の中で子供たちはしっかりと学び、成長を感じた。 
特別支援学級は1名のクラスだが、担任との学び合いにより思考力・判断力・表現力を育成する場面がたくさん用意されていた。担任との会話により思考を深める様子が大変微笑ましかった。 
4・5年生は単元を通した自由進度学習に挑戦している。子供たちは単元初めに確認した「何ができるようになるか」「何を学ぶか」「どのように学ぶか」を基に自分の進度で、時には友達と相談し、担任のチェックを受けて進めていた。 
6年生は単式学級であるが机の配置を工夫して、子供たちがその時々に学びやすい環境をつくっていた。振り返りには「自分の考えとは違うやり方を学べてよかった」という発言があった。




【提案授業について】  
2年生「お手紙」(光村図書) 
3年生「ちいちゃんのかげおくり」(光村図書)

2年生は、前時の板書を基に振り返りが出来てよかった。 
2年生も3年生も子供たちは自分たちで学習を進めていた。 
ワークシートに書くことで心情がとらえやすかった。 
2年生の子供は目標の通り、「自分だったらお手紙をすぐにがまくんに渡すけどな・・・」と自分と比べて読むことができていた。 
3年生は初めの本文全文読みは、すらすらとできていて素晴らしかった。しかし、例えば、「1の場面と4の場面の『かげおくり』の間にどんな出来事があったかをしっかりとらえて、その時のちいちゃんの気持ちを想像できるように読もうね」というように何のために音読するのかを初めに伝えておけば、もっと叙述を意識し、言葉にこだわった読みができ、目標達成につながったのではないだろうか。 
子供の発言は本文のどこからそう感じたかを語らせるようにし、友達との交流から深い学びを実現したい。 
△指導主事の先生からは、指導案検討など大変なことであると思うが、今後のためにも今回のように再現性のある指導案づくりをお願いしたいというお話があった。
 
2024年9月4日(水) 場所:有田川町立小川小学校  
教員名:大谷 真喜子


2年生・3年生複式授業を指導訪問に来られる指導主事と共に参観し、授業後、全教員と10日の提案授業について指導案検討を行った。

【参観授業】
  国語科、2年生「動物園のじゅうい」(光村図書)、3年生「ローマ字」(光村図書)

【教材】
 2年生「お手紙」(光村図書)
 3年生「ちいちゃんのかげおくり」(光村図書)

【教材研究と指導案検討】
意欲を持たせる課題設定、思考を深める場面・発問、一人学習・ペア学習、ワークシートの内容、直接指導に入る場面、間接指導で自分たちで進める場面、わたり・ずらしなど、指導案を基に検討した。


  

2024年8月21日(水) 場所:有田川町立小川小学校  
教員名:大谷 真喜子

10月8日(指導訪問)に行う提案授業について、教頭先生、研究主任の先生、担任の先生とで第1回目の指導案検討を行った。

【教材】2年生「お手紙」(光村図書)
    3年生「ちいちゃんのかげおくり」(光村図書)

【教材研究と指導案検討】
つける力、言語活動、わたり・ずらし、個別最適と協働的な学び、日々の授業でつける力、学習支援員との連携など、指導案を基に検討した。

2024年6月24日 場所:有田川町立小川小学校  
教員名:大谷 真喜子


2年生・3年生複式授業(国語科2年生「夏がいっぱい〈光村図書〉」、3年生「仕事のくふう、見つけたよ〈光村図書〉」)を参観し、校長先生、授業者と研究協議を行った。

 学習活動案 

 2年生の学習活動

  1. 「みんみん」(谷川俊太郎)を音読し、感じたことを話し合う。
  2.  教科書の挿絵(夏を感じる言葉の絵)を参考にして、夏を感じる言葉を出し合う。
  3.  話し合ったことをもとにカードに「夏だなあ。」と感じるものを書く。 
  4. 書いたものを発表する。

3年生の学習活動

  1. 仕事に関する資料を見て、興味のある仕事を選ぶ。
  2. 「見通しをもとう」、「たしかめよう」で単元の学習を見通す。 
  3.  選んだ仕事について、読む人のことを考えながらどんなことを調べるかを考え、ワークシートに書く。
  4. 考えたことを発表し合う。
 ※本授業では3年生に直接指導を多く入ることができるように2年生は一人学習、交流学習がある程度自分たちでできる単元を選んでいた。

【主な協議内容】 良かった点、助言等△

本学校では昨年度から授業を児童が自分たちで進めて行くことができるように指導している。今回も授業が始まったら自分たちで進められていた。
2年生は支援員の先生と会話しながら、たくさんの言葉を書いていた。 
3年生が興味をもった仕事について調べられるように、図書やインターネットを活用できる環境を整え ていた。

 △国語科の目標達成に向けて、以下の3点を意識して取り組んでいくと良い。
当該単元で育成を目指す資質・能力を明確に把握すること。
その資質・能力を育成するのにふさわしい言語活動を適切に設定すること。
・単元のゴールをイメージできるように単元の初めに言語活動のモデルを提示し、身につける力も把握させること。 
△2年生の言語活動例として「きせつをかんじる言葉カルタで遊ぼう」のような言語活動はどうだろう。教材は「夏がいっぱい」、単元目標は「夏を感じる言葉を選び、感じたことや思い出をカードに書くことができる。」である。季節を感じる言葉を学習しながらカルタを作成し、日常的に楽しみながら語彙を増やしていけるのではないだろうか。また年間を通した言語活動であり、子供たちが大好きなカルタ遊びによって学習意欲も高まるのではないだろうか。

 


2024年6月19日水曜日

令和6年度 教員研修履修証明プログラムのご案内

 


「ブレンディッド・ラーニング」とは、オンデマンド受講(収録映像の視聴+SNS等による交流を含む)+オンライン交流+対面指導を組み合わせて実施する受講形態です。先生方を対象に、教職大学院の講義を体験受講できる機会となります。

「1講座=90分」×5回 を基本として、オンデマンド(個人での映像視聴受講)・学内による対面講義(半日程度)・オンライン(リアルタイムでの遠隔交流)を組み合わせて実施します。

全校種、全役職(教諭以外に講師や管理職も含む)が受講対象者です。本年度(2024年度)は試行期間を継続しており、無料で受講できます。


開講期間:2024年 7月20日(土) ~ 2025年1月31日(金)まで


                            --- ■  開講科目の内容について---

子どものこころの声を“聴く”学校カウンセリング講座
<講師名>
中川 靖彦和歌山大学教職大学院・教授)

プロフィール>
京都府の中学校教諭、総合教育センター教育相談部指導主事等を経て、小学校長として勤務。今春より和歌山大学に着任。専門は生徒指導と学校カウンセリング。公認心理師・学校心理士SV。
講座概要
不登校児童生徒の急増、いじめの重大事態や暴力行為の低年齢化が深刻化する中、子ども達のこころの声を聴くことを大切にする支援の充実が求められています。本講座は、学校臨床の最前線に立ってきた大学教員と臨床心理士資格を有する現職校長が、児童生徒理解と支援方法等について臨床心理学の視点からわかりやすく解説するとともに、“聴く”ことをとおして、不登校をはじめとする子ども達への支援の在り方について体験的に学びます。

<協力講師>
小泉 隆平(近畿大学総合社会学部・教授)
奥澤 嘉久(京都府綾部市立豊里中学校・校長)
開講日程オンデマンド配信 第1講 7月22日(月)~配信開始          第2講 8月9日(金)~配信開始
オンライン講義  第3講 11月23日(土)13:30-15:00

対面講義 第4~5講 2025年1月13日(月・祝)10:00-13:10
受講対象 小学校・中学校・高等学校・特別支援学校 すべての教職員(SC、SSW含む)
申込期限2024年11月8日(金)まで

次世代教育の共創


<講師名>
山中 昭岳
(学校法人佐藤栄学園 教学本部教学推進課・課長)
(学校法人佐藤栄学園 さとえ学園小学校・科長)

プロフィール> 
県内公立校、内地留学、大学附属校、私立校(大阪)、 そして現職である埼玉県の私立校へ。すべての勤務地において、ビオトープをつくる環境教育と、28年前から1人1台端末を活用したICT教育を進めている。
講座概要
今、目の前にいる子どもたちは、Society5.0の世界で生きていきます。社会の変革(イノベーション)を通じて、これまでの閉塞感を打破し、希望の持てる社会、世代を超えて互いに尊重し合あえる社会、一人一人が快適で活躍できる社会、そんな社会を創っていく子どもたちへの教育とは・・・。
打ち出される様々な施策は、今までにない価値を生み出すための学びをつくるため。その具体をどう授業でデザインできるかを習得する講座となります。
開講日程5回の講義は、以下のような構成で行います。 

第1講 次世代教育でめざすものとは
第2講 環境教育(諸感覚を用いた原体験教育・ビオトープ)
第3講 ICT活用・情報教育(交流学習、情報活用能力育成)
第4講 思考力育成(思考スキル、思考ツール)
第5講 かつてない教育をつくる

●オンデマンド配信 第1~2講 8月より配信開始      
●対面講義 第3~4講 11月16日(土)15~17:10@松下会館
●オンライン講義 第5講 11月以降に実施予定(後日お知らせします)
受講対象小学校が中心だが、中・高等学校も可
申込期限2024年9月13日(金)まで


国語力を身に付ける授業を創る
 <講師名>
藤田 直子
和歌山大学教職大学院・非常勤講師)
(和歌山信愛大学教育学部・客員教授)

プロフィール> 
中学校教員を経て、特別支援教育、高校教育の教育行政等に携わる。その後、海南市内の小学校・幼稚園の校園長を歴任し、退職。2017年度には、本学システム工学部特任准教授として、教職に関する授業を担当し、高校教員育成のための業務を担う。今年度は、教職大学院で「言語感覚育成のための国語教材研究」等を担当している。
講座概要子どもたちが主体的に教材文に向き合う中で、確かな国語力を身に付ける国語科の授業を創りませんか。本講座では、小中学生の読解力を育成する指導の在り方の一つとして、「読解地図」で文章を楽しく探検しながら、「読むこと」に意欲的に取り組むことによって、俯瞰的な読解・深い読解に繋げる授業の内容や方法を紹介します。そして、実際に「読解地図」をかき、その学習効果を実感してもらいたいと考えています。さらに、そうした読解力を支える語彙力の育成についても、日常の指導の中でどのように取り組んでいくとよいか、一緒に考えていきたいと思います。

<協力講師>
大谷 真喜子(和歌山大学教職大学院・特任教授)
開講日程●オンライン講義  第1講 11月9日(土)13:30-15:00
●対面講義
第2~3講11月23日(土)13:30-16:40 場所:和歌山大学
第4~5講11月30日(土)9:00~12:10 
場所:和歌山大学
※11/30の実施時間ですが、講師の都合で午前中に変更になりました。
受講対象小学校・中学校で国語科を担当する教員
申込期限2024年11月1日(金)まで


国語科の授業づくり、はじめの一歩(「読むこと」編)
<講師名>
須佐 宏 (和歌山大学教職大学院・准教授)

プロフィール> 
田辺市や附属小学校で小学校教員として18年勤務。楽しくて力がつく国語科の授業づくりを目指してきた。その後、教育行政や教職大学院の初任者研修プログラム等で初任者の育成に関わり、令和5年度より現職。
講座概要「国語科の授業って何をどうやって指導すればいいのだろう?」「国語の授業ってどうすれば面白くなるのだろう?」そんな悩みを持たれている先生はいませんか?今回の講座では、特に初任~3年目ぐらいの先生方を対象に、国語科教科書の読み解き方から日々の授業づくりに役立つ指導事項確認のポイント、言語活動の選択についてなど、演習を交えながら学んでいただける講座を開設します。
開講日程●オンデマンド配信   第1講 7月20日(土)~配信開始
●対面&オンライン講義 第2~3講 7月27日(土)13:10~16:20(ハイブリッド開催のため、対面かオンラインのどちらかを選択)
●対面講義 第4~5講 7月28日(土)13:10~16:20  場所:和歌山大学
受講対象初任者~3年目ぐらいまでの小学校教員、国語科の授業づくりを基礎基本から学び直したい教員(中学校国語科教員の受講も可)
申込期限2024年7月19日(金)まで


社会科(歴史)授業力UP 講座
<講師名>
深澤 英雄
(和歌山大学教育学部・非常勤講師)

プロフィール> 
神戸市生まれ、神戸市内の中学校に1年、小学校に37年勤務し、和歌山大学教育学部教職大学院で特任教授を経て、現在非常勤講師。学力問題・授業研究・教師教育を実践研究しています。
講座概要今年度は教科書が新しくなりました。児童・生徒が「おもしろい」「もっと知りたい」と思える社会科(歴史)授業がしたいという先生方!「教材研究のコツ」「新しい教科書研究のコツ」「授業構成のコツ」「授業展開のコツ」をテーマに授業改善の手立てを考えます。オンデマンド・対面講義は毎年違う内容を実施しています。今年度は、日本文教出版P155の「伊能忠敬の地図づくり」とP158,159の「発達した都市と産業」の模擬授業を行います。
開講日程●オンライン講義  第1講 12月1日(日)13:10-14:40
●オンデマンド配信 第2~3講 12月2日(月)~配信開始
●対面講義  第4~5講 2025年1月12日(日)13:10-16:20
 
場所:和歌山大学
受講対象主に小学校教員ですが中学校社会科教員も歓迎です
申込期限2024年11月15日(金)まで


理科の授業づくり~先生も楽しもう~
<講師名>
山下 真司和歌山大学教職大学院・特任教授)

プロフィール>
平成元年度から16年間、小学校教諭として勤務。その後、平成17年度から6年間、和歌山県教育庁学校教育局小中学校課・学校人事課人事主事。平成23年度から13年間、小学校校長(内4年間中学校長を兼務)。
講座概要
理科の授業に苦手意識のある先生、児童が楽しいと思う授業がしたいと悩まれている先生。私も理科が専門ではありません。でも「理科って楽しいな」と子供たちに感じさせたいという思いで授業づくりに取り組んできました。難しい話はしません。実践をもとに、「教材研究」「授業構成・展開」のアイデアを提供したいと思います。
開講日程●オンデマンド配信 
第1講 8月1日(木)~配信開始
第2講 9月5日(木)~配信開始
第3講 10月10日(木)~配信開始
●対面講義 第4~5講12月14日(土)9:10-12:20 場所:和歌山大学
※実施日時ですが、12/14に変更になりました。
受講対象 小学校教員
申込期限2024年11月22日(金)まで


あなたのネット利用は大丈夫?~SNSに潜む危険&知っておきたい得アプリ~
<講師名>
田中 いずみ(和歌山大学教職大学院・特任教授)

プロフィール>
県内公立小学校・和歌山大学教育学部付属小学校・和歌山県教育委員会・小学校長を経て現職。小学校では個が生きる社会科の教材開発をおこない、行政ではコミュニティスクール推進、家庭教育支援、読書活動推進等を担当。
講座概要
インターネットを気軽に利用すると情報漏洩やSNSの炎上によって、大きな被害を与えかねません。インターネットの中で起きている被害状況を知ることで自分や子供たちの身を守ることが大切です。この講座ではインターネット、とりわけSNS(アプリ)利用にはらむ危険について実際にスマートフォンを使いながら研修を行います。

<協力講師>
篠原 嘉一(NIT情報技術新進ネットワーク株式会社 代表)
開講日程第1講 インターネットトラブルの現状 LINE設定の確認
第2講 スマホやネット端末の設定確認(Instagram・TikTok等)
第3講 アプリの特性と有効活用(防災アプリ・子供学習アプリ等)
第4講 小学生・中学生・保護者向け情報モラル学習の要点
第5講 前回までの振り返りと質疑応答 

●オンデマンド配信 第1講 7月29日(月)~配信開始
●オンライン講義 第2講 8月8日(木)14:00-15:30
          第3講 8月22日木)14:00-15:30
         第4講 9月18日(水)14:00-15:30
●対面講義 第5講 9月28日(土)13:00-14:30 場所:和歌山大学
受講対象 教職員・教育関係者等どなたでも
申込期限2024年7月24日(水)まで


ワクワク高めるICTを活用した授業の工夫
<講師名>
矢野 充博(和歌山大学教育学部附属中学校・理科教諭)

プロフィール>
日々、ロイロノートや電子黒板、ARを活用した授業を行なっている。YouTubeで実験動画を中心に配信。Apple Distinguished Educators, Class of 2015、平成30年度文部科学大臣優秀教職員、第37回東書教育賞(優秀賞)など受賞。
講座概要
オンデマンドでは、ICTを活用する意義について解説します。
対面講義でみなさんとARやVR技術や3Dプリンターなどについての体験を通して、活用の可能性について議論します。
最後のオンラインでは、それぞれが考えてきたことを発表をしながら、今後のICTを活用する授業についてみなさんと交流しつつ、Google スライドを使ったオンラインならではの模擬授業をします。
開講日程第1講 ICTを使ったワクワクの授業づくり
第2~3講 ARとVRなどの体験、ロイロノートの授業実践の報告
第4講 ICT活用のアイデア交流 
第5講 Google スライドを活用したオンライン模擬授業

●オンデマンド講義 第1講 7月20日~配信開始
●対面講義 第2~3講 9月7日(土)9:00-12:00
 場所:和歌山大学教育学部附属中学校 1階理科室
●オンライン講義 第4講 9月28日(土)10:00-11:30
         第5講 10月13日(日)10:00-11:30  
受講対象 小学校・中学校・高等学校のICT活用に興味がある方
申込期限2024年8月30日(金)まで


「生成AI」の教育利用

<講師名>

豊田 充崇(和歌山大学教職大学院・教授)

プロフィール>
和歌山市で生まれ育ち県内中学校教諭を経て2002年度より和歌山大学教育学部に採用。専門は、教育工学・情報教育。ICT活用授業研究・情報モラル教育等。自ら「出前授業」を実施し「実践的研究」を生業としている。

<講師名>
 伊原 彰紀(和歌山大学システム工学部・准教授)

<プロフィール>
奈良先端科学技術大学院大学で博士(工学)を取得。カナダやアメリカでも客員研究員として活動し、2018年度に和歌山大学システム工学に着任。専門は、実践的ソフトウェア工学。最近はプログラム自動生成や自動修正の研究に興味を持つ。
講座概要
「生成AI」の登場によって教育の根本が代わりつつあります。しかしながら、そもそも生成AIとは一体何なのか?どういった仕組みなのか、本当に教育に役立つのか?生成AIの教育利用における期待、注意点など、先行する実践事例を元に検討していきたいと思います。対面では、実際に生成AIを使った対話や授業での活用場面を演習したり、ソフトウェア工学の専門家への質問もできます。
開講日程第1~2講   ・生成AIの教育動向について
                   ・そもそも生成AIとは何か?教育利用への期待は?
第3~4講 ・簡単なScratchによる画像認識
      ・機械学習のプログラムの実行
第5講   オンライン講義(zoom)での事後検討会

●オンデマンド配信 第1~2講 7月20日(土)~配信開始
●対面講義  第3~4講8月24日(土)13:10-16:20 場所:和歌山大学
●オンライン講義  第5講 11月中を予定
受講対象 全教員
申込期限
2024年8月15日(木)まで
※8/10~8/19は大学が一斉休業中のため、事務局は閉室します。そのため恐れ入りますが、申込返信は8/20以降になります。直前にお申込みされる方はご留意ください。

オンデマンド講座の概要(視聴のみの講座ですが講師へのQ&Aが可能です)



---■ 講座申し込み方法(個人でご登録ください)---


下記の二次元バーコードをスキャン、もしくは青字の『申し込みフォーム』の部分を押し、リンク先へお進みください。 



<申し込みフォームへ進めない場合>

電子メールでのお申込みも可能です。
以下のアドレス宛に必要事項を入力し、各講座の申込期日までにお申込みください。
※8/10~8/19は一斉休業中のため、事務局は閉室しております。
申込返信は8/20以降になりますので、直前にお申込みされる方はご注意ください。

**************

タイトル(件名):教員研修履修証明プログラム申し込み

本文:(記入必要事項)
「所属先・学校等」「役職名」
「氏名・ふりがな」「受講される講座名(複数選択可)」

**************

※受講講座が決まっていれば講座名もお書き下さい。決まっていなければ未定とお書きください。
※原則、平日であれば即日もしくは2日程度で確認の返信をさせていただきます。その後、受講希望科目等を記入いただきます。
※「docomo.ne.jp」「ezweb.ne.jp」「softbank.ne.jp」などのキャリアメール(ケータイ用メールアドレス)からのお申し込みはできません。PCもしくはスマートフォンで使えるアドレス(GmailやiCloudメールはじめ各種フリーメール等)でお申し込みください。
※迷惑メールを設定されている方は、「wbl(@マーク)ml.edu.wakayama-u.ac.jpのメールが受信できるように設定を変更してください。

---■ 受講前までに準備いただくもの---
インターネットに接続しているウェブカメラのついたパソコンが必要です。iPad 等のタブレット端末でも可能ですが、資料の参照等でPC を利用する場面もあります。
※受講者の皆様にはオンライン授業システム(moodle)にログインしていただく予定です。

2024年6月4日火曜日

小規模校における指導方法・特色ある実践研究事業

小規模校実践部門では、小規模・複式校における複式授業を中心に支援活動を行っています。小規模校における指導方法・特色ある実践研究事業として2024年5月の活動を報告します。
 
2024年5月21日(火) 場所:有田川町立小川小学校 
教員名:大谷 真喜子  
 


【研究授業】 4・5年生複式学級 算数科
      4年生「1けたでわるわり算の筆算」
      5年生「少数のかけ算」
【協議会】
  ①授業者(担任)との協議
  ②全体での協議
参観者は、小川小学校が研究をすすめるために重点としている3点について付箋に意見を書き、一人一人発表して交流した。

【3つの視点】
    ①学習課題(問題)を吟味する。
    ② 学び方を選択・調整させる。
    ③ 主体的な学習に向かわせる教師の手立て


  • 4・5年生は導入では自分たちで進めていくことができていた。昨年度や今年度の担任が指導してきた賜物。
  • デジタル教科書を活用し、主体的に学習する環境を整えられていた。
  • 4年生はノートに自分の考えを書き、ホワイトボードに書き直して、一人一人が自分のやり方を説明できていた。少人数なのでホワイトボードに書き直す必要があるかどうかは検討したいが、人に説明することで、確かな力となっていくと感じた。
  • 授業者のポジショニングがよく、同時間接では児童への対応が適切であった。
  • 本時の5年生のねらいの「工夫して計算することができる」までは到達しなかったことについて。単元が「小数のかけ算」であるため計算をさせながら確認したが、計算に時間がかかった。このような場合は、電卓を使用して時間短縮を図ることもいいのでは。「計算のきまり」が成り立つことやその良さに着目させるようにし、工夫して計算することに時間をかけるとよかったのではないか。
  • 子供たちは、「わからない」ことを授業者や友達に伝えることができていた。また、授業者がすぐに教えるのではなく、教科書にヒントが載っていることを伝え、子供にもう一度考えさせて自力で解決させたことが良かった。

〔その他大谷より〕
(1)授業担当者は研究主任であり、今年度の研究の方向を共有するためにも今年度授業研究第1回目に授業を提案された。このことにより、以下の2点の共通理解を再度図ることができた。
  1. 研究主題設定の理由、小川小学校が考えている研修主題「わかる・できる・のびる授業」について。
  2. 5年生で扱った「計算のきまり」については、低学年から中学校で学習する系統を把握して指導することの重要性。

(2)研究主題「わかる できる のびる授業づくり ~自らの学びの調整力を高める~」について
小川小学校が主題に迫るために掲げていること大谷がまとめた資料を活用して確認。本時のどこかで授業者が具体化を図っていたか、どんな工夫をしていたかを解説し、助言をおこなった。(主に下記の5点)
  1. 小川小学校の考える学びの調整力とは
  2. 既習事項の活用について
  3. 見通す力について 
  4. 自分の考えを伝えたり友達の考えと比べたりすることについて
  5. 発問の工夫について

 





2024年3月11日月曜日

小規模校における指導方法・特色ある実践研究事業

小規模・複式校における複式授業を中心に支援活動を行っています。
画面を下にスクロールしていただくと、2024年2月~3月までの活動内容をご覧いただけます。
 
2024年3月4日 場所:有田川町立小川小学校  
教員名:大谷 真喜子


1・2年生複式の算数科授業を参観した後、授業を担任した先生、教頭先生と一緒に協議を行った。主な内容は以下の通り。

  〔良かった点〕
  • 1年生児童に手伝ってもらい2年生の導入を行ったことがとても良かった。子供たちが楽しんで課題把握でき、仲間意識も育った。その際、授業者が写真を撮り、ICTを活用して説明にしたことも効果的であった。
  • 1年生の課題把握時に実物の大きさの違うシートを準備し、数学的活動を取り入れ思考させたことが良かった。  
  • 支援教員との連携がうまく取れており、必要なところに入ってくれていた。

    〔今後のために〕
    • 間接指導、児童の声を聞き取るための座席の工夫
    • 指導の系統性、つける力と指導方法の検討、そのための教材研究の在り方 
    • 少人数、児童の個性を活かした振り返りの方法 など




    2024年2月19日 場所:有田川町立小川小学校  
    教員名:大谷 真喜子


    1・2年生、3・4年生、5年生の授業を参観。その後、講師の深澤英雄先生に示範授業として6年生、社会科「縄文時代」の授業を行っていただいた。授業後、深澤先生から授業解説と授業づくりについてご講話を頂いた。示範授業では、「素材研究」や「教材研究」だけでなく、「指導方法研究で大事にすること」や「児童とのかかわり方」、「個人思考からグループ学習」や「全体学習による深い学び」についても大変理解が深まった。

    〔以下、教員の感想を一部抜粋して紹介〕

     教員の感想
    • 教材研究の大切さと奥深さ、デジタルとアナログの共用、課題提示の仕方、教材を地元 や将来につなげるまとめなど、多くのことを学ばせていただきました。 
    • 年表の提示方法が等尺年表で子供たちの関心を引きつける導入がすごいと思いました。私自身も引き込まれる授業でした。改めて教材研究の大切さを痛感しました。
    • 歴史と自分がつながっている、関係があるという意識づけがありました。最後にもALEC(有田川町地域交流センター)にある縄文土器に触れることで遠い存在である三内丸山遺跡の学習が身近な所に 存在していたと知り、児童はぐっと身近なことだと感じることができました。
    • 教材研究の大切さ、実物の提示、教師の意図の3点が印象に残りました。来年度に向け て「必然性を生む教師の深い教材研究」を中心に教師が児童の深い学びを支援していけ る学校作りについてみんなで確認していきたいと思います。
    • 焦点化、指さしをさせること、シールを貼って考えを共有すること、実物の提示など、 たくさん刺激をいただきました。「教師の勉強に年齢は関係ない」という言葉から、こ れからも、もっと勉強していこうと思いました。
    • 今回見せていただいた授業のように教科書にある資料から自分がもっと情報や知識を集めることができれば、子供たちが楽しく、関心を持って学べると思いました。現在授業で行っている単元の資料について、もっと自分が疑問や関心を持てるように読み込みたいと感じました。


    2024年2月8日木曜日

    小規模校における指導方法・特色ある実践研究事業

    小規模・複式校における複式授業を中心に支援活動を行っています。
    実際の活動の概略は下記の通りです。
    画面を下にスクロールしていただくと、2023年4月~2024年1月までの活動内容をご覧いただけます。
     
    2024年1月17日 場所:有田川町立小川小学校  
    教員名:大谷 真喜子


    公開授業として3・4年生複式の算数科授業「三角形の角の大きさ比べ」と「表を使って考えよう」を参観した。子供たちの自学自習力は、身についてきている。研修会では、「話し合い活動の充実と間接指導の技術等」について、指導者として必要な心構え、学級のシステム、教師の技術などを中心に協議を行った。


    2023年11月13日 場所:有田川町立小川小学校
    教員名:大谷 真喜子


    1・2年生複式の算数科授業「かたちづくり」「かけ算(2)」を参観した後、紀北教育事務所、有田川町教育委員会指導主事が中心となり研究協議を行い、その後、大谷との協議を行った。
    本研究授業は、8月と10月に訪問した際、検討した教材、指導案を基に授業を組み立てられたもので、授業展開に改善が見られ、児童の成長も感じられた。

     


    2023年10月11日 場所:有田川町立小川小学校
    教員名:大谷 真喜子


    1・2年生複式の算数科授業を参観した後、11月13日指導訪問での提案授業指導案の検討を行った。授業者より、指導案の概要、学級の様子、悩んでいる所の説明を受け、それをふまえて、教科の視点、複式授業の視点、研究主題の視点で教材研究、指導案検討を行った。
    1年生では、「ずらす」「くるっとまわす」「ひっくりかえす」などの言語習得の大切さや、2年生では、かたまりに目を向けてかけ算を使って解くことができるようにするためにどうするかを話し合った。

    2023年8月23日 場所:有田川町立小川小学校
    教員名:大谷 真喜子


    11月の学校指導訪問に向けて、現段階での指導案を基に研究授業の第1回検討会を行った。
    授業者から児童の様子、本単元の計画、本時で大事にするところや気になっていることなどの説明を受け、教材研究と指導案の検討を行った。
    ※複式授業の指導案の書き方も検討した。
    2023年7月10日 場所:有田川町立小川小学校
    教員名:大谷 真喜子


    この日は5年生の「算数」と、6年生の「社会」の授業参観を行い、放課後に各授業者と授業相談会を行った。
    小川小学校の研究主題「自らの学びの調整力を高める」に絡めて、指導方法について助言した。
    ※今後、複式学級になることを考えてどう進めるかについては、単式学級であっても2グループに分け、別々の課題に取り組むなど、自分たちで学習を進めていく子供たちを育成するためにも複式の授業スタイルを取り入れてみることも提案した。

      

    2023年6月5日 場所:有田川町立小川小学校
    教員名:大谷 真喜子


    3年生「時刻と時間」、4年生「一億をこえる数」の複式授業を参観、協議を行った。主に、小川小学校の「教育計画」から「研究主題」を確認する中で、研究の進め方や大事にすることを確認し合った。
    主な内容は以下の通り。

    【良かった点】
    • 複式授業の型ができていて、流れはよい。
    • 学習リーダーが進行しながら子供たちは自分たちで学習を進めることができていた。授業の流れをホワイトボードに日常的に書き、子供たちへの指導・支援に活かしている。
    • 授業者は子供のつぶやきを聞き取り、対応していた、その反応に子供たちは安心して学んでいた。
     【課題点】
    • 子供たちに自分たちで解決する力をつけるためには、自由に学び合う時間を設ける。
    • 本時につける力、指導事項にぴったりの必然性のある課題を設定する。
    • 教材研究を深める。ワークシート、学習活動、適応題の吟味や教師のポジショニングについても研究していく。

    2023年5月15日 場所:有田川町立小川小学校
    教員名:大谷 真喜子


    1・2年生、3・4年生の算数科の複式授業を参観し、その後、担任の先生、教頭先生と一緒に協議を行った。
    今回はどちらも算数科でのずらし、教師のポジショニング、児童の学習リーダー育成にポイントをおいた研修を行った。



    2023年4月28日(水) 場所:有田川町立小川小学校
    教員名:大谷 真喜子


    複式の授業に関する校内研修会の講師として有田川町立小川小学校を訪問。
    今年度、小川小学校は、教員の半分が異動したこともあり、校長先生から「昨年度末に行った研修内容を初めに行っていただきたい。」との希望を受け、再度、複式授業について共通理解を図ることから取り組んだ。
    その後、年間計画で6月上旬頃の単元を取り上げて、算数科の複式授業を考える体験研修を行った。つける力、指導項目、本時の中心を共通理解し、直間指導を行うには、児童の実態と課題を把握し、どのようにずらすかを考えた。また、ずらすために必要なことは何か等、授業を想定してペアで話し合い、交流した。
    大変熱心な学び合いであり、交流では、他の学年の先生方からの助言もあり、教員の複式授業への意識の高まり、指導方法の引き出しが増えるなどの効果があったと感じた。

    1・2年生「ふえたり へったり」「たし算とひき算のひっ算」
    3・4年生「たし算とひき算の筆算」「大きな数」
    5・6年生「小数のかけ算」「分数×分数」 など。